日本のどこにでも当たり前にあるトイレ。ウォシュレットなど日本の優れた技術には海外セレブもハマってしまうほどであるが、この多機能トイレが世界進出に苦戦しているのは理由がある。水洗式のトイレは、先進国のごくわずがであるからだ。
現在も世界の1/3以上の約25億人がトイレのない生活を送っていると言われている。トイレがなく野外排泄が当たり前の地域では、降雨時に排泄物が水源に流れ込むなどし、幼い子供たちをリスクに晒すことになる。
京都発のチャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」は、こうした途上国でのトイレ建設や衛生教育のために活動している「NPO法人ウォーターエイドジャパン(墨田区)」を支援しており、3月22日(日)の国連が定めた「世界水の日」を前に販売価格の約25%が寄付されるキャンペーン1週間限定で販売する。
期間中は、どのアイテムを購入しても700円がNPO法人ウォーターエイドジャパンへ寄付される仕組み。デザインは「水をキレイにするプロセス」がモチーフで、Tシャツ・スウェット・パーカー・トートバッグなどユニセックスのファッションアイテムがラインナップ。
JAMMINでは、社会問題からインスパイアされたストーリーのあるプリントアイテムなどの新作を毎週リリース。2014年4月のオープンから2014年末までに38のNGO/NPOへ累計で140万円以上を寄付している。
社会貢献に興味はあるけどなかなかきっかけがないという人には、こういったオシャレなアイテムを購入する気軽さでチャリティーに参加できる良い機会のはずだ。トイレのある生活が当たり前だと、そのありがたさを常日頃から意識することは難しいが、「世界水の日」を前に改めて世界に目を向けてみるのもいいかもしれない。
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引用元:http://www.pronweb.tv/modules/newsdigest/index.php?code=3456