阪神大震災を語り継ぐ活動に取り組むNPO法人「阪神淡路大震災『1・17希望の灯(あか)り』(HANDS)」は17日、神戸市中央区の神戸三宮センター街1丁目で、活動を続けるための街頭募金活動を行った。
同法人は、震災犠牲者の慰霊と復興を願うガス灯「1・17希望の灯り」(同市中央区)の管理や1月17日の追悼行事を企画。会費や寄付金で運営するが、メンバーの高齢化などの課題に直面し、運営も年々と厳しくなっているという。
募金は、震災の記憶を伝えるシンボルでもあるガス灯をともし続け、震災20年の節目を過ぎた今後も活動を継承するため実施。メンバー約10人はガス灯をデザインしたTシャツを着用。「震災の記憶を語り継ぐ活動にご協力をお願いします」といいながら、活動を紹介するチラシを配り、募金を呼びかけた。
藤本真一代表(31)は「運営を新しく担いたいという人が少ない。今後は、若い人がもっと気軽に参加できるようにしていきたい」と話していた。
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引用元:http://www.sankei.com/west/news/151018/wst1510180039-n1.html
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