主審は世界一の主審、コッリーナ氏に任命
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)は11月14日に本拠地オールド・トラフォードでチャリティマッチを行う。ユニセフ主催のこの試合は「子どものための試合」と命名され、収益が寄付される形になる。この試合に参加するメンバー23名を『101 Great Goals』が紹介した。
英国選抜チーム対世界選抜チームという形で行われるこの試合。英国代表チームには90年代から2000年代のプレミアリーグを彩ったスター達の名前が並んだ。
チームを率いるのは1986年から2013年まで27年間マンUで指揮を執ったアレックス・ファーガソン監督で、メンバーにはライアン・ギグス、ポール・スコールズをはじめ、同監督がマンU時代に指導した教え子たちの多くが名を連ねた。ファーガソン監督との確執によって2003年にレアル・マドリードに移籍したデービッド・ベッカムもこの試合に参加が決まっており、かつて栄光の7番を背負ったスターが再びオールド・トラフォードでプレイすることになる。ベッカムは主将を務める予定だ。
一方の世界選抜チームにも豪華メンバーが集結。監督は昨季までレアル・マドリードを率いたカルロ・アンチェロッティ。ミラン、そしてレアルで3度のチャンピオンズリーグを制覇した名将が率いるチームの主将を務めるのは、フランスの英雄ジネディーヌ・ジダンだ。最終ラインにはアレッサンドロ・ネスタ、カフーといった同監督がミランで指導した教え子のほか、DFとして史上初のバロンドール(世界最優秀選手賞)に輝いたファビオ・カンナバーロが入っている。
中盤にはミヒャエル・バラック、ロベール・ピレス、ルイス・フィーゴ、ロナウジーニョといったテクニシャンが並び、最前線にはパトリック・クライファート、ドワイト・ヨークといったダイナミックなストライカーが入った。アメリカの英雄ランドン・ドノバンが入っているところを見るに、MLSでプレイしたベッカムの人脈が大きな役割を果たしたことが窺われる人選だ。
主審はイタリア人のピエルルイジ・コッリーナ氏が務める。1999年から5年連続でFIFA最優秀審判員に選ばれるなど、世界最高の主審と評された人物の的確なレフェリングにも注目が置かれる。55歳と高齢なこともあって体力の面ではやや懸念されるが、オールドファンには懐かしい名前だ。
以下、両チームの招集メンバーリスト。
英国選抜チーム
監督:アレックス・ファーガソン
【GK】
デービッド・シーマン、デービッド・ジェームズ
【DF】
ソル・キャンベル、ジョン・テリー、フィル・ネビル、リオ・ファーディナンド、ジェイミー・キャラガー、アシュリー・コール
【MF】
ニッキー・バット、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、デービッド・ベッカム(主将)
【FW】
アンディ・コール、マイケル・オーウェン
世界選抜チーム
監督:カルロ・アンチェロッティ
【GK】
エドウィン・ファン・デル・サール
【DF】
カフー、ファビオ・カンナバーロ、アレッサンドロ・ネスタ
【MF】
ルイス・フィーゴ、ロナウジーニョ、パトリック・ヴィエラ、ミヒャエル・バラック、マッシモ・アンブロジーニ、ロベール・ピレス、ジネディーヌ・ジダン(主将)
【FW】
パトリック・クライファート、ドワイト・ヨーク、オレ・グンナー・スールシャール、ランドン・ドノバン
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引用元:http://www.theworldmagazine.jp/20151024/01world/24649
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