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ネパール高校生招待へ 宮城の若者ら募金活動

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仙台・青葉まつりの会場で募金を呼び掛ける白井さん(左から3人目)と清沢さん(左端)らプロジェクトのメンバー

 東日本大震災の復興支援で海外にホームステイした被災地の大学生らが、今度はネパール大地震で被災した現地の高校生を日本に招こうと資金集めに奔走している。被災地から被災地へ、若者たちによる国を越えた支援のリレーが始まった。

「ネパールの高校生を日本に招きましょう」。プロジェクトのメンバーは16、17の両日、仙台・青葉まつりの会場で募金活動を展開。2日間で約22万5000円が集まった。
プロジェクトに参加しているのは東北大2年白井森隆さん(20)=仙台市太白区=や派遣社員清沢環さん(20)=宮城県富谷町=ら約20人。NPO法人「次代の創造工房」(東京)が被災地の中高生を対象に2011年度から始めた海外ホームステイ事業の参加者だ。
白井さんらが「復興支援として多くの国にホームステイを受け入れてもらった。自分たちもネパール支援をしよう」とホームステイ事業のOB、OGに呼び掛けた。
計画では、来年1~3月にネパールの高校生8人を仙台に招き、メンバーの実家に10日間ホームステイしてもらう。滞在中、ネパールの状況を報告してもらったり、東日本大震災の沿岸被災地を視察してもらったりする。費用は300万円を見込む。
12年8月に英国でホームステイした白井さんは「自分も海外の人に受け入れてもらい、成長できた。ネパールの高校生を宮城に招いて復興の状況を伝え、将来はネパールの復興を支える人材になってほしい」と話す。
メンバーは今後も数回、街頭で募金活動を展開する。連絡先は次代の創造工房本部事務局03(6272)6252。インターネット交流サイトのフェイスブック「Habataki Project」でも協力を呼び掛けている。

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引用元:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150523_13056.html
引用サイト:logo_kahoku

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