オランダのアルクマールにて5日、スポーツの各分野で活躍した選手や団体が表彰されるローレウス世界スポーツ賞で知られるオランダのローレウスが主催したチャリティーマッチが開催され、レアル・マドリード・レジェンズとローレウス・オールスターズが対戦した。
レアル・マドリード・レジェンズは、ルイス・フィーゴやクロード・マケレレ、クリスティアン・カランブー、フェルナンド・イエロらが名を連ね、ローレウス・オールスターズには、ティエリ・アンリ、エドガー・ダーヴィッツ、カフー、ハカン・シュキュル、ローレウスのアンバサダーであるファン・デル・サールらが集結。そして、レフリーはワールドカップとチャンピオンズリーグ両方の決勝戦で笛を吹いたことのある唯一の審判ハワード・ウェブが務め、豪華なメンバーで開催された。
試合は両チーム合わせて11得点が生まれ、フィーゴやダーヴィッツ、アンリ、ピエール・ファン・ホーイドンクらがゴールを決めて会場を沸かせ、ローレウス・オールスターズが6-5で接戦をものにした。
この試合を企画したローレウス・オランダの委員でもあるクラレンス・セードルフは試合後、「ネルソン・マンデラ氏が証明してくれたように、スポーツで私たちは繋がることができ、またスポーツは社会を変える力を持ちます。私はスポーツを通して、世界中の若者の役に立ちたいと思っています。チームスピリッツ、ハードワーク、リスペクト、規律など、スポーツを通じて得られる力で、若者たちは自分たちの目標に向かってより大きなチャンスを手にすることができると思っています」とコメントを寄せている。
また、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団のチェアマンであるエドウィン・モーゼ氏は、「キャリアを通じて、ヒーローであり、ロールモデルでもあったサッカー界のレジェンドたちが、子どもたちのサポートという趣旨に共感し、参加してくれたことを非常に嬉しく思います」と開催を喜び、ローレウス・オールスターズのユニフォームスポンサーを務めたヒュンメル・オランダのマルコ・ヴェルヴォール氏は、「私たちはこのプロジェクトへの参加を即決し、またすぐにプロジェクトへの熱い思いを共有しました。今回、障がいや貧困によりスポーツに接する機会のない子どもたちに向けたチャリティに関われたことを非常に嬉しく思いますし、若いうちにポジティブな変化を体験することは非常に重要だと思っています」と話している。
今回のチャリティマッチは、ローレウス・オランダが企画・運営。ローレウス・オランダは、アムステルダムやアルメレ、ゴーダにおいて、障がいや貧困によりスポーツができない若者に対して、スポーツをする場を設け、教育するプロジェクトを行っている。ローレウス・オランダは設立から100億円以上を集め、100万人以上の若者の生活改善に貢献。今回の試合の収益は、スポーツを通じて社会変革を起こす、これらのオランダ国内のプロジェクトに寄付される。また、オランダだけでなく、レアル・マドリード財団を通して、マドリードの若者のためにも使われることになっている。
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引用元:http://www.soccer-king.jp/sk_blog/article/348457.html
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