ガーナの自立支援活動を行う団体、一般社団法人『Enije』が10月31日に味の素スタジアムにて、『Enije チャリティーフットサル スペシャルイベント in味スタ!』を開催する。
『Enije』はガーナ語で「楽しむ」、「喜び」や「幸福」を意味しており、「楽しむ」事を通してガーナの自立支援につながることを目的として活動している。また、それぞれの頭文字から“Encourage”(勇気づける)、“Neutral”(偏見を持たない)、“Independence”(自立と自由の共存)、“Joint”(つながる)“Enjoy”(楽しむ)を心の礎としている。現在はガーナで学校の設立やサッカー大会の開催などを行っている。
2008年から活動を開始しており、団体の代表はミュージシャンやタレント、司会業などマルチな活動をしている矢野デイビット氏。矢野氏は日本人の父とガーナ人の母の間に生まれ、ガーナで起きた暴動事件の影響により6 歳から日本に移住。25 歳の時、ガーナでのストリートチルドレンとの出会いをきっかけに「誰にも守ってもらえない子供たちを守りたい」という想いを抱き、自立支援団体『Enije』を設立した。18歳までサッカーを学んでいた経験を活かし、サッカー番組への出演やブラインドサッカー世界選手権、ブラインドサッカーアジア選手権の司会を務めるなどしている。
ハロウィンでもある31日に開催される同イベントではフットサル大会を開催するほか、ダンスイベントやガーナ料理の出店なども実施。必要経費をのぞく全ての収益を、『Enije』を通してガーナの自立支援に使う。
メインとなるフットサル大会は午前と午後にそれぞれ大会を実施。9時開始の『男子熱血大会』、14時開始『男女MIX大会』は、味の素スタジアムの人工芝フィールドで行われる。現在はイベント公式HP(http://enijeproject.com/event/ajisuta2015/index.html)にて参加者を募っている。
『Enije』の代表、矢野デイビット氏は、「これまで多くの方々による、あたたかいご支援のもと、チャリティーフットサル大会Enije杯は行われてきました。そのおかげをもって、ガーナの子供たちや現地の人々は教育の恩恵を受けることができています。今年、味の素スタジアムで、大きなチャリティーイベントとして開催し、完成予定のガーナの中学校で、教育者の教育をはじめとする活動を進めてまいります。これまで以上に子供たちが将来への夢を抱くことができ、地域ぐるみで真の自立を果たしていけるよう、日本とガーナの架け橋となって活動していきたいと思います。何卒皆様のご理解とご協力、どうぞよろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。
フットサル大会、ダンスイベントへの参加や観戦チケットの購入、イベントの最新情報は、公式HPにて随時アップされる。
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引用元:http://www.soccer-king.jp/sk_blog/article/348815.html
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