「相馬こどもドーム」しゅん工式で玉入れかごを背負い、子供たちと触れ合う則本
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楽天が、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町に人工芝を完備した多目的広場「大槌こどもグリーンフィールド」(仮称)を寄贈することが30日、分かった。建設費は選手をはじめファンやスポンサーからの寄付でまかない、来年3月までの完成を目指す。
球団関係者によると、広場は同町内にある栄町仮設グラウンドに建設予定で広さは約1・2万平方メートル。人工芝の一部には、コボスタ宮城で使われていた芝を使用する。三陸の海に面した大槌町は中心街が海沿いに集中していたこともあり、死者、行方不明者が1200人を超すなど大きな被害を受けた。津波により子供たちの遊び場も減り、球団関係者は「この広場で子供から大人まで思いきり体を動かして復興を後押ししたい」と願う。
建設費約5000万円は、復興支援の一環として「TOHOKU SMILE DAY」と銘打って開催する、あす2日の西武戦(コボスタ宮城)から募金を呼び掛ける。当日は一~三塁のベースを黄色にし、試合後には選手が着用したTシャツなどとともにオークションで販売。落札金額は全て寄付金に充てる。
球団は昨季、復興支援活動として東北の子供たちに笑顔を届けようと「TOHOKU SMILE PROJECT」を発足。同様のイベントを5月4日に本拠地で行ったソフトバンク戦で開催し、募金活動を始めた。年間を通して集めた募金や選手らの寄付金で、福島県相馬市に「相馬こどもドーム」を建設。「こどもグリーンフィールド」は第2弾の企画で、球団関係者は「今年も多くの人にご協力いただければ」と呼び掛けた。
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引用元:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/05/01/kiji/K20150501010266820.html
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