募金配分の決定通知書を受け取る団体の代表(左)=佐賀市のアバンセ
佐賀県共同募金会(吉野健二会長)は22日、佐賀市のアバンセで「赤い羽根のつどい」を開き、福祉施設など66団体に赤い羽根募金の配分通知書を手渡した。昨年の募金の使途についての報告もあった。
つどいには寄付者や募金関係者など約200人が参加。吉野会長が「共同募金は昭和22(1947)年に佐賀県から始まった。今後も『支え合う』心を大切にして、引き続き取り組んでいきたい」とあいさつ。江北町の子育て支援グループ「ちょうちょ」が、配分費による備品整備や「子ども一時預かり事業」などの取り組みを紹介した。会場では障害福祉サービス事業所が生産した野菜や焼き菓子など販売も行われた。
本年度は集まった約1億1800万の中から8659万円を配分。各団体は手すりや遊具の設置など施設の充実に役立てる。
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